babymetalまとめ速報


出典元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/babymetal/1500303973/
4Anonymous2017/07/18(火) 00:07:42.08.net

日本昔話『浦島メタ太郎』
5Anonymous2017/07/18(火) 00:08:01.06.net

>>4 
はじまり はじまり〜
6Anonymous2017/07/18(火) 00:08:21.78.net

>>5 
むかしむかし、日本という国に、心のやさしい浦島メタ太郎という若者がいました。
7Anonymous2017/07/18(火) 00:08:41.98.net

>>6 
メタ太郎さんが海辺を通りかかると、子どもたちがキツネを捕まえていました。
8Anonymous2017/07/18(火) 00:09:20.92.net

>>7 
そばによって見てみると、子どもたちがみんなでキツネをいじめています。
9Anonymous2017/07/18(火) 00:09:40.74.net

>>8 
「おやおや かわいそうに 逃がしておやりよ」
10Anonymous2017/07/18(火) 00:09:58.81.net

>>9 
「いやだよ おらたちがやっと捕まえたんだもの どうしようとおらたちの勝手だろ」
11Anonymous2017/07/18(火) 00:10:23.80.net

>>10 
見るとキツネは涙をハラハラとこぼしながら、メタ太郎さんを見つめています。
12Anonymous2017/07/18(火) 00:10:41.51.net

>>11 
メタ太郎さんはお金を取り出すと、子どもたちに差し出して言いました。
13Anonymous2017/07/18(火) 00:10:57.92.net

>>12 
「それでは このお金をあげるから わたしにキツネを売っておくれ」
14Anonymous2017/07/18(火) 00:11:20.48.net

>>13 
「うん それならいいよ」
15Anonymous2017/07/18(火) 00:11:39.28.net

>>14 
こうしてメタ太郎さんは、子どもたちからキツネを受け取ると
16Anonymous2017/07/18(火) 00:11:58.24.net

>>15 
「大丈夫かい? もう捕まるんじゃないよ」
17Anonymous2017/07/18(火) 00:12:16.88.net

>>16 
と、キツネをそっと、山へ逃がしてやりました。
18Anonymous2017/07/18(火) 00:12:32.74.net

>>17 
さて、それから二、三日たったある日の事、メタ太郎さんが海に出かけて魚を釣っていると
19Anonymous2017/07/18(火) 00:12:54.93.net

>>18 
「…メタ太郎さん …メタ太郎さん」
20Anonymous2017/07/18(火) 00:13:11.42.net

>>19 
と、誰かが呼ぶ声がします。
21Anonymous2017/07/18(火) 00:13:30.36.net

>>20 
「おや? 誰が呼んでいるのだろう?」
22Anonymous2017/07/18(火) 00:13:45.93.net

>>21 
「わたしですよ」
23Anonymous2017/07/18(火) 00:14:05.10.net

>>22 
すると背後に、キツネが来て言いました。
24Anonymous2017/07/18(火) 00:14:20.52.net

>>23 
「このあいだは 助けていただいて ありがとうございました」
25Anonymous2017/07/18(火) 00:14:43.09.net

>>24 
「ああ あの時のキツネさん」
26Anonymous2017/07/18(火) 00:15:01.66.net

>>25 
「はい おかげで命が助かりました」
27Anonymous2017/07/18(火) 00:15:20.87.net

>>26 
「ところでメタ太郎さんは 海外へ行った事がありますか?」
28Anonymous2017/07/18(火) 00:15:42.08.net

>>27 
「海外? 海外って土人がいるところかい?」
29Anonymous2017/07/18(火) 00:16:00.51.net

>>28 
「西の方です」
30Anonymous2017/07/18(火) 00:16:15.40.net

>>29 
「えっ? 西の方なんか行けるのかい?」
31Anonymous2017/07/18(火) 00:16:29.88.net

>>30 
「はい わたしがお連れしましょう」
32Anonymous2017/07/18(火) 00:16:48.56.net

>>31 
「さあ 背中へ乗ってください」
33Anonymous2017/07/18(火) 00:17:05.54.net

>>32 
キツネはメタ太郎さんを背中に乗せて、西の方へと向かっていきました。
34Anonymous2017/07/18(火) 00:17:24.79.net

>>33 
西の方は、青や緑の目で金や赤い毛をした見たことのないような白人がたくさんいました。
35Anonymous2017/07/18(火) 00:17:43.49.net

>>34 
「わあ きれいだな…」
36Anonymous2017/07/18(火) 00:18:24.06.net

>>35 
メタ太郎さんがウットリしていると、やがて立派なご殿へ着きました。
37Anonymous2017/07/18(火) 00:18:48.82.net

>>36 
「着きましたよ」
38Anonymous2017/07/18(火) 00:19:07.12.net

>>37 
「さあ こちらへ」
39Anonymous2017/07/18(火) 00:19:26.39.net

>>38 
キツネに案内されるまま進んでいくと、このご殿を仕切る毛むくじゃらの男がメタ太郎さんを出迎えてくれました。
40Anonymous2017/07/18(火) 00:19:45.38.net

>>39 
「ようこそ メタ太郎さん」
41Anonymous2017/07/18(火) 00:20:02.96.net

>>40 
「わたしは このご殿の主人です」
42Anonymous2017/07/18(火) 00:20:26.37.net

>>41 
「このあいだはキツネを助けてくださって ありがとうございます」
43Anonymous2017/07/18(火) 00:20:51.36.net

>>42 
「お礼にご殿をご案内します」
44Anonymous2017/07/18(火) 00:21:07.96.net

>>43 
「どうぞ ゆっくりしていってくださいね」
45Anonymous2017/07/18(火) 00:21:30.60.net

>>44 
メタ太郎さんは、ご殿の広間ヘ案内されました。
46Anonymous2017/07/18(火) 00:21:48.39.net

>>45 
メタ太郎さんが用意された舞台に立つと、白人たちが奇声をあげたり拍手をしたり喜んでくれました。
47Anonymous2017/07/18(火) 00:22:04.79.net

>>46 
メタ太郎さんが披露する聴き慣れない音楽で、白人たちは大盛り上がりしてくれています。
48Anonymous2017/07/18(火) 00:22:22.29.net

>>47 
ここはまるで、天国のようです。
49Anonymous2017/07/18(火) 00:22:38.88.net

>>48 
そして
50Anonymous2017/07/18(火) 00:22:56.26.net

>>49 
「もう一日 いてください もう一日 いてください」
51Anonymous2017/07/18(火) 00:23:17.64.net

>>50 
と、ご殿の主人に言われるまま過ごすうちに、三年の月日がたってしまいました。
52Anonymous2017/07/18(火) 00:23:34.70.net

>>51 
白人たちとの仮装大会に明け暮れる毎日、メタ太郎さんは、はっと思い出しました。
53Anonymous2017/07/18(火) 00:24:08.06.net

>>52 
(日本の人だちは どうしているだろう?)
54Anonymous2017/07/18(火) 00:24:32.61.net

>>53 
そこでメタ太郎さんは、ご殿の主人に言いました。
55Anonymous2017/07/18(火) 00:25:00.54.net

>>54 
「主人 今までありがとうございます」
56Anonymous2017/07/18(火) 00:25:22.72.net

>>55 
「ですが もうそろそろ日本へ帰らせていただきます」
57Anonymous2017/07/18(火) 00:25:45.34.net

>>56 
「帰られるのですか?」
58Anonymous2017/07/18(火) 00:26:03.73.net

>>57 
「よろしければ このままここで暮しては」
59Anonymous2017/07/18(火) 00:26:20.09.net

>>58 
「いいえ わたしの帰りを待つ者もおりますので…」
60Anonymous2017/07/18(火) 00:26:49.68.net

>>59 
すると主人は、さびしそうに言いました。
61Anonymous2017/07/18(火) 00:27:07.12.net

>>60 
「…そうですか それはおなごりおしいです」
62Anonymous2017/07/18(火) 00:27:29.40.net

>>61 
「では おみやげに玉手箱を差し上げましょう」
63Anonymous2017/07/18(火) 00:27:51.97.net

>>62 
「玉手箱?」
64Anonymous2017/07/18(火) 00:28:14.87.net

>>63 
「はい この中には メタ太郎さんがご殿で過ごされた『時』が入っております」
65Anonymous2017/07/18(火) 00:28:33.83.net

>>64 
「これを開けずに持っている限り メタ太郎さんは年を取りません」
66Anonymous2017/07/18(火) 00:28:54.35.net

>>65 
「ずーっと 今の若い姿のままでいられます」
67Anonymous2017/07/18(火) 00:29:15.85.net

>>66 
「ですが一度開けてしまうと 今までの『時』が戻ってしまいますので 決して開けてはなりませんよ」
68Anonymous2017/07/18(火) 00:29:40.19.net

>>67 
「はい わかりました ありがとうございます」
69Anonymous2017/07/18(火) 00:30:01.30.net

>>68 
主人と別れたメタ太郎さんは、またキツネに送られて日本へ帰りました。
70Anonymous2017/07/18(火) 00:30:17.13.net

>>69 
日本にもどったメタ太郎さんは、まわりを見回してびっくり。
71Anonymous2017/07/18(火) 00:30:44.17.net

>>70 
「おや? わずか三年で ずいぶんと様子が変わったな」
72Anonymous2017/07/18(火) 00:31:04.70.net

>>71 
確かにここはメタ太郎さんが釣りをしていた場所ですが、何だか様子が違います。
73Anonymous2017/07/18(火) 00:31:26.40.net

>>72 
メタ太郎さんの居場所はどこにも見あたりませんし、出会う人も知らない人ばかりです。
74Anonymous2017/07/18(火) 00:31:53.87.net

>>73 
「わたしの居場所は どうなったのだろう?」
75Anonymous2017/07/18(火) 00:32:11.98.net

>>74 
「みんなはどこかへ 引っ越したのだろうか?」
76Anonymous2017/07/18(火) 00:32:31.71.net

>>75 
「…あの すみません メタ太郎の家を知りませんか?」
77Anonymous2017/07/18(火) 00:33:08.82.net

>>76 
メタ太郎さんが一人の老人に尋ねてみると、老人は少し首をかしげて言いました。
78Anonymous2017/07/18(火) 00:33:33.18.net

>>77 
「メタ太郎?」
79Anonymous2017/07/18(火) 00:33:51.54.net

>>78 
「…ああ 確かメタ太郎という人なら十年ほど前に海外へ出たきりで 帰らないそうですよ」
80Anonymous2017/07/18(火) 00:34:14.29.net

>>79 
「えっ!?」
81Anonymous2017/07/18(火) 00:34:41.88.net

>>80 
老人の話しを聞いて、メタ太郎さんはびっくり。
82Anonymous2017/07/18(火) 00:35:18.99.net

>>81 
ご殿の三年は、この世の十年にあたるのでしょうか?
83Anonymous2017/07/18(火) 00:35:38.91.net

>>82 
「みんな他界してしまったのか…」
84Anonymous2017/07/18(火) 00:36:00.06.net

>>83 
がっくりと肩を落としたメタ太郎さんは、ふと、持っていた玉手箱を見つめました。
85Anonymous2017/07/18(火) 00:36:32.03.net

>>84 
「そう言えば 主人は言っていたな」
86Anonymous2017/07/18(火) 00:36:52.56.net

>>85 
「この玉手箱を開けると『時』が戻ってしまうと」
87Anonymous2017/07/18(火) 00:37:20.95.net

>>86 
「…もしかしてこれを開けると 自分が暮らしていた時に戻るのでは」
88Anonymous2017/07/18(火) 00:37:45.50.net

>>87 
そう思ったメタ太郎さんは、開けてはいけないと言われていた玉手箱を開けてしまいました。